
7月からスタートした話題のドラマ『GTO』(関西テレビ・フジテレビ系 / 毎週月曜よる10時)。反町隆史さん演じる伝説の教師・鬼塚英吉の活躍を毎週楽しみに観ている方も多いのではないでしょうか?
実はこのドラマ、文部科学省(文科省)とのタイアップが行われていることでも注目を集めています。
一見すると破天荒で規格外な学園ドラマですが、見方を変えると「高校情報教員資格認定試験」の二次試験(場面指導・面接)に向けた最高の思考トレーニング教材になるんです!
今回は、放送された1〜3話を振り返りつつ、受験生が『GTO』をどう活用すべきかについてお伝えします。
1. ドラマ『GTO』の現在地(第1〜3話振り返り)
現在第3話まで放送されている『GTO』ですが、毎回学校や学級が抱えるリアルな課題がテーマになっています。
- 第1話:不登校
- 第2話:部活の新設(マスゲーム部)
- 第3話:同級生への片思い
生徒ひとりひとりにフォーカスが当たる「お当番回」のような構成になっており、フレッシュな若手キャストの熱演も見どころです。全12話とすれば、登場する12人の生徒たちは未来のスター候補生。数年後には大活躍する有名俳優が生まれるかもしれませんね。
2. 鬼塚先生の距離感と「人たらし」の功罪
鬼塚先生といえば、生徒の心の中にヅカヅカと遠慮なく踏み込んでいく独特の距離感が特徴です。
この感覚、どこか「田舎の村社会にある、プライバシーの境目が良い意味でも悪い意味でも緩い共同体」に通じるものがあるなと感じます。会社や組織でも、たまにこの絶妙な距離感で人にアプローチするタイプがいますよね。豊臣秀吉のような、人懐っこく憎めない「人たらし」とも言えます。
ただ、現代の学校現場で同じことをしたら、一発でアウト(コンプラ違反・懲戒対象)です(笑)。
性格的に真似できない人がほとんどですし、鬼塚先生のやり方をそのままトレースしてうまくいく人はほぼいないでしょう。
3. なぜ『GTO』が二次試験の「場面指導・面接」に効くのか?
「真似したらアウトなら、見ても意味がないのでは?」と思われるかもしれません。
しかし、こここそが最高のトレーニングになるポイントなのです。
① 「トリッキーな別解」を横目に「正解(令和の日本型学校教育)」を考える
ドラマでは毎回、現代的な学校・生徒の課題が提示されます。
鬼塚先生が見せるのは、あくまで破天荒な「トリッキーな別解」です。これを見ながら、受験生としてこう頭をフル回転させます。
「自分なら、場面指導でこの生徒にどう声をかけるか?」
「文科省が掲げる『令和の日本型学校教育』を担う教師として、個別最適な学びや協働的な学び、適切な生徒指導につなげるにはどう振る舞うべきか?」
ドラマの事例をケーススタディ(事例研究)として捉え、自分なりの模範解答を言語化するシミュレーションを行うのです。
② 教頭先生のツッコミが「安全装置」になっている
第3話でも、コンプライアンス違反の恐れがある発言に対して、教頭先生や周りが明確に「今の発言はダメです!」と教育的指導(ツッコミ)を入れていました。
番組側も「これは今の時代、間違った対応ですよ」と明確に示してくれているため、視聴者が間違った指導法を覚えてしまう心配がありません。鬼塚先生を安心して「反面教師」として観察できる仕組みになっています。
4. 9月6日の二次試験に向けて『GTO』を「伴走型支援」に!
高校情報教員資格認定試験の二次試験は9月6日に実施されます。
ちょうどドラマの後半戦・佳境に向かうタイミングと重なります。試験勉強の息抜きも兼ねて、毎週の『GTO』放送を「二次試験対策のケーススタディ」として伴走させてみるのはいかがでしょうか?
5. 対策本のご案内 & 続編執筆中のお知らせ!
最後に、私が執筆した高校情報教員資格認定試験の対策本をご紹介します。
実際に試験を突破した経験をもとに、傾向と対策を凝縮した一冊です。
📚 『わたしが高校の情報科教員になれるわけないじゃんムリムリ!(※ムリじゃなかった⁉︎)高等学校(情報)教員資格認定試験傾向と対策(1): 令和七年度第二回試験受験記』
現在、この続編として「GTOから学べる二次試験(場面指導・面接)対策」を取り入れた最新刊を絶賛執筆中です!
二次試験を控えている皆様、ぜひ楽しみにお待ちください!
【まとめ】
ドラマ『GTO』は、楽しみながら「教師としての対応力」を鍛えられる絶好の教材です。
画面の向こうの鬼塚先生にツッコミを入れつつ、自分ならどう指導するかを考えて、9月6日の二次試験を万全の態勢で迎えましょう!